GRM blog : 湯
日々のほとばしりから市井の美味そして旅のしおりまで
2017年7月31日14時52分
東京へかえります。北海道二泊三日の今回は、道南を巡って8湯。いずれも素晴らしい湯でした。ただ、あまたある温泉から選びに選んで計画したことで、目的地それぞれがそれなりに離れてしまい、それゆえここ3日間はほとんど運転してました。
運転特有の無心になって、スタックしてる諸々を考え抜いたり、貯まっているラジオ聴き倒したり、それはそれで有用な時間だったけど、さてもさておき北海道は想像以上に広かった。長時間運転するのならば、レンタカーはいいヤツを借りるべき。腰が痛くてたまらん。以下旅のメモ。
・夏の温泉巡りは覚悟が必要。どこの露天風呂にもアブ・ブヨがワンワンしていて、気楽には入れない。
・積丹半島から観る日本海がとても綺麗だった。映像は日本海へ沈む夕陽。もう少し長生きしてこの風景をみていたいと思った。
・カモメの飛んでいる形はとても綺麗。カモメを題材にした作品は多々あるその理由を垣間見た気がする。
・知らないとは決して褒められることではない。これといった目標なしに積丹半島の海岸線を一巡りしたことを、初日夜の小料理屋で大将と女将さんに述べたところ「今の時期になぜウニを食べないのか」との一喝を受ける。僕は、ウニ・イクラ・エビ・カニ・アワビにありがたみを感じないのですが、それはさておき、旬のものを逃した罪は小さくない。
・翌日の晩は、その罪の意識から函館で(なぜか)肉を食べることにする。ジンギスカンからホルモンへと二軒はしごをしてみる。んんー、東京とあまりかわらないかな。流通のなせる技、文明の力をまざまざと感じた。
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