日々のほとばしりから市井の美味そして旅のしおりまで
2019年3月28日 10時04分
MOTリニューアルオープン展のレセプションへ。企画展、コレクション展共々とてもボリュームがあって、かといって飽きないのは温故知新の和え具合が絶妙だからなんだと思う。
東京都現代美術館 リニューアル・オープン記念展
https://www.mot-art-museum.jp/renewal2019/
最近、美術館に行くと懐かしさを感じることが多くなった。その昔にどこかで観た作品と再会するからだ。本展でもいろいろあって、ひとつ選ぶとすれば、セーラ服とチマチョゴリの女子が国旗をもって向かい合っている屏風の作品。ギャッとしてジュンとする。20年前くらいに、どこかのオルタナティブスペースにたてかけられてあったのを観た記憶が蘇ってくる。「これが現代美術なのか」とその当時のタグチ青年は感動したのだった。
美術館の機能のひとつである「収蔵」は、文化保存という公の意味合いのみならず、個の時空をも超えるのですね。感謝します。
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