先生と生徒の関係は一巡して戻ってくる

昨晩は文化庁メディア芸術祭祝賀会に日本科学未来館へ。「HERO HEROINE」が第22回文化庁メディア芸術祭のアート部門審査委員会推薦作品に選出され、せっかくだからいそいそと足を運ぶ。かくてワンチャン獲得せり、我が学び舎である筑波大学総合造形、当時の教授であるミタヤン(三田村駿右氏)に会えた喜びといったら。

御歳82歳、矍鑠ここにあり。田口(漢字)は幾つになったのか、僕も40半ばを超えました、そうか額広くなったなあどうだアートで食えてるのか、まあぼちぼちです。あの手のやつ見たぞ、マジすかありがとうございます。総合造形50周年になったら茗渓会館でパーティーをしよう、わかりました2024年ですね。なんて話し込んでいたらあっという間に時は経ち、内覧会を見過ごしてしまう。

僕はこの世界が大嫌いで、そしてこの世界が大好きだ。今でもその盾と矛が心のなかでケンケンガクガクしているけど、齢を重ねてだいぶん折り合いをつけれるようになった。それが昨晩寝る前、先生と生徒の関係は一巡して戻ってくるものなのだなあと感じ入った際に、学生時代の盾と矛のバチバチいわゆる若気の至りの青臭さが鼻から抜けていった。まだこの身体にひそんでいたんだ。

6月8日にトークショーがあるとの事、見過ごした展覧会とともに行こうかと思ってます。

アワードカンファレンス[功労賞]セッション3「メディアアーティストの育て方 -筑波大学名誉教授 三田村 畯右」
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