日々のほとばしりから市井の美味そして旅のしおりまで
2019年7月26日 10時34分
実は、とある事情で断酒している。今日で4日目だ。困るのが食事である。晩ご飯を食べに、これまでのお店にどれひとつとして行けない。お茶とつまみのテーブルを想像したけど、それはお店もお皿も僕も、誰も幸せになれないだろう。
したがって、ここ数日はラーメンばかりだった。お酒抜きだと、晩飯って選択肢ないんですね。流石に三日連続でラーメンは身体が重くなってきて、さらには昨日行ったラーメン屋が不味かったこともあり、どこにいこうか、さてはて。もう行くところがないのである。
なお、とある事情というのがまあまあ深刻なのだ。昨年からごまかしてきた親知らずが、先週半ばから真剣に痛みだした。ものが噛めない、食べられないならまだしも、週末は痛みで寝られなかったくらいである。
そこで薬を飲むことにする。手元には以前もらった薬があり、それを飲みはじめるも一向に効かない。痛み止めのカロナールもボルタレンも効かないのだ。うーん、何故だ。そうか飲酒で肝臓を働かせてはだめなのか。そうと試しに火曜日にお酒をやめてみた。するとどうだろう、翌日は痛みがだいぶマシになったのだった。人体の不思議。
その日は歯医者の予約の日であった。先生に、ここ一週間の苦しみを真剣に訴えるも、薬でちらしましょうと前と同様の判断になる。「抜いてください」「いや実は、ここではできません」なんですと。下の親知らずは手術必須で、全治までには1ヶ月くらいかかるらしい。くわえて僕の親知らずはなかなかのヤツで、大ごとになりそうなのだとか。なってこったい。
今日も薬漬けである。このままお酒が飲めなくなるのだろうか。まあ、それも人生だ。
こちらもおすすめ