Ars Electronica 2016 ご飯編 – リンツの食事とお土産のおすすめ

オーストリア・リンツの旅のしおりも、4回目となる今回で最後になります。リンツで行くならこんな店を3つと、おすすめのお土産をご紹介します。

リンツといえばPepi

ドイツ風ミートローフ、通称レバーケーゼ(leberkas)のお店、それがPepiです。リンツには、リンツ駅構内とドナウ川寄りの市街地奥の2店舗があります。リンツ名物として名を馳せるだけあって、食べ物として力強さがある。

僕は滞在中の朝ごはんで、毎日のように食べていました。これとリンツ駅のSPARでサラダパックを買って、駅前のベンチで食べながらその日の作業目標を定めるのが日課でした。

オーダーにコツがあります。まずはレバーケーゼの塊を選んで、おばちゃんに一人分をおまかせで切ってもらう。そしてパンを選んで、挟んでもらってお会計。レバーケーゼは量り売りです。パンを入れてだいたい3〜4EURくらいだったかと思います。

レバーケーゼには種類がいくつかあります。オリジナル、チリ、チーズ入り等、ケースの中に日替わりで並んでます。そこから選ぶのですが、おばちゃんは「今日はこんなのあるよ」とドイツ語で名前を言ってくる(たぶん)。僕はそれがさっぱりわからなかったので、いつも指差しでお願いしていました。

スピナッチのレバーケーゼにバターブレッドの組み合わせばかり食べていたので、ある時から目配せでそれが出てくるようになりました。そんな、人間味のあるお店です。

オーストラリア料理の味付けは基本的に塩で、日本とくらべて全体的に塩っぱい。他のオーストリア料理と同じく、Pepiのレバーケーゼもしっかり塩からいので、食事のお供にはペットボトルのお水をお忘れなく。

オーストリア料理をレストランで

Ars Electronicaのスタッフに「ターフェルシュピッツを食べたいんだけど」といったら「ここのオーストリア料理はなかなか」と言って紹介してもらったお店です。評判通り、とてもいいお店でした。

囲い庭の作りで、入り口からは想像できないくらいの広さと客席があります。大人数も大丈夫。初夏の明るいリンツの空の下でいただく夕食は、ウェイターのサービスの良さも相まって、満足度は高いです。

だいたい一人40〜50EURくらいだったかと思います。オーストリア料理というとウィナーシュニッツェルという声を聞きますが、日本のとんかつのほうが断然美味しいので、僕はターフェルシュピッツをおすすめしたい。

ターフェルシュピッツとは、ひとことで言うと牛肉のコンソメ煮。お店によって出し方が違います。つけあわせも一緒に平皿にごろんと出してくるところもあれば、ここのターフェルシュピッツは鍋に入って出てきます。温かいスープと一緒にお肉が食べられるのが嬉しい。

お味は、ウィーンにあるターフェルシュピッの銘名店 Plachutta にはあと一歩というところでしょうか。つけあわせのソースが小麦粉で溶いてあって、少々大味かなあ。ともあれ、ウェイターのサービスがとても気持ち良くて、チップは多めに支払っても後悔はありません。

インド料理にハズレなし

現地の食に飽きたら、僕はインド料理屋に行きます。インド料理屋は世界のどこにでもあって、どこの国で食べてもそれなりに美味しい。間違ってもその土地のスシ屋やラーメン屋には行ってはいけない。

ホテルから会場への道すがらで見つけたこのお店は、なかなかのインド料理が出てきます。なによりも、夜遅くまでやっているのがいい。21:00過ぎても笑顔で迎えてくれます。また、ほとんどのレストランが閉まっている土日でもこのお店はやっていました。

インド料理はともかくメニューが多いのですが、直感でオーダーしてもハズレがないのが気楽でいい。お肉か野菜か、そしてドライかグレービーか、あとはナンかライスを選ぶだけ。

グレービーとは、僕ら日本人が一般的にカレーと呼んでいるどろっとしたものです。ドライはカレー味の和えもの。複数人でシェアする場合は、3/2はグレービー、3/1はドライでオーダーするくらいが、色々なお味が楽しめてよいかと思います。

お土産はパンプキンシードオイルを

オーストリア在住の出演ダンサーと一緒にレストランに行った時に、「オーストリアならではの食べ方を教えてあげるわ」といって彼女がお店に頼んだのがパンプキンシードオイル。「これをパンにつけてみて」「野菜にもかけちゃうのよ」と、万能なアドオン調味料ぶりを教えてくれました。肝心のお味はというと、日本にもありそうだけどたぶんない奥深い風味。一度味わってみて欲しい。

どぎついくらいの濃い茶緑色からは想像できない、あでやかな香ばしさがあります。オリーブオイルよりもふくよかで、えごま油よりもやわらかい。食べ方の幅は、日本でいうところのごま油に近いかもしれません。塩といっしょにパンにつけたり、生野菜を和えたり、案外にも冷奴にあいます。

リンツ市街のEUROSPARで売っています。

EUROSPAR

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