MUSTANG Singapore ~ 今週末はワークショップ

今週末の5月24日(土)~25日(日)に、パフォーマンス開催地のシンガポールにてワークショップを開催します。先日、待ちに待った参加者リストが主催者側より送られてきました。

「40人あつめるぞ」と息巻いていた主催者から送られてきたエクセルファイルには、5月16日までの時点で33人の名前がありました。当初の目標値より少なくなりそうですが、これまでのワークショップ一回あたりの参加者数よりは、十分に多い。

MUSTANGシリーズの特徴のひとつに、パフォーマンスの出演者をワークショップから募集するところにあります。彼らの中には、まったくの未経験者もいれば、ダンスや演劇等なにかしらの舞台経験がある人もいます。そんな彼らを「MUSTANG」というチームに仕立てるのですから、カッコよく言えば「実験的」。ビジネス的に言うならば、「リスク」があります。

観客が求めるクオリティは確かに存在していて、そのクオリティの壁をブレイクして後、観客へ芸術が到達する道すじが生まれる。舞台芸術が舞台芸術足りえる第一歩は、そのブレイク如何です、断言。

「お、ちょっとは男子多いじゃない」
「これって演劇コースの学生ってことかしら?」
「16歳で経験無し!?」

整然と並んだ情報溜まりから、今回の越えるべく壁を想像していきます。

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タグチヒトシ
演出家。パフォーマンスグループ GRINDER-MAN代表。リアルタイムなライフログはFacebookにて。YouTubeにてダンス映像 Dance Brew を配信中。