GRM-blog

グラブロ|GRINDER-MAN代表 タグチヒトシのブログ

今年もROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011に出演

2011年8月21日


去年の夏につづいて、今年もROCK IN JAPAN 2011にてcapsuleさんのステージに出演しました。グラインダーマンとしては、5月に発売のアルバム「WORLD OF FANTAGY」から3曲を新たに振り付け&出演。加えて身体的な演出のお手伝いをさせていただきました。写真は、前日のリハの様子。

公演作品のような珠玉の賜物を生み出すのとは別に、他のジャンルにグラインダーマンの経験、スキルがどう生かされるのか。機会があればいろいろなフィールドに挑んでみたい、そう思っています。

そして、今年の僕は出演せず。ゴーヘッド(立方体のハコ)に仕込んだ新機構のオペレーションのため、ノートPCに目を凝らしながら舞台袖に詰めていました。実は、グラインダーマンの代名詞ともいえる火花を飛ばすパフォーマンス「グラインダーマンのテーマ」に出ないのは、活動十数年で今回が初めて。本番中、一瞬だけそそくさと袖から観覧エリアに出て、舞台横遠くから男4人を凝視。火花ってあんなに飛ぶのか、これは知らなんだと、初火花鑑賞に手前味噌ながら感じ入ってしまいました。

ROCK IN JAPAN FES. 2011 クイックレポート「ひたちなかの地に現れた、音と光のエレクトロ桃源郷」→

ROCK IN JAPAN FES.2011

2011年8月6日(土)19:15〜 
capsule @ SOUND OF FOREST
ROCK IN JAPAN FES.2011 ウェブサイト →


さて、僕が本番でオペレーションしていた新機構というのは、ゴーヘッド(立方体のハコ)の内部に仕込んだLEDを遠隔で操作するというもの。今年の2月のパフォーマンス「MUSTANG Colors」の際にMATHRAX LLC.の久世祥三さん(@kuzeshozo)に、合計9体分の機構制作をお願いしました。



今年1月の組込み時、久世さんご来社。



PCから操作して、各単体での明暗、フェード、点滅が可能。いわば動く照明、LEDも明るくなりました。



「MUSTANG Colors」のリハーサル。開発当初はフルカラーLEDだったので、白が少し赤みがかってます。プログラム+オペレーションは松本昭彦さん(@Akihik0MaAkihiko Matsumoto Web)。



翌月3月の金沢21世紀美術館「SONAR」。フルカラーLEDを白色LEDに換装して、照明信号(DMX)で制御するシステムに変更。プログラム+オペレーションは、2月の「MUSTANG Colors」から照明でお世話になっている藤原康弘さん(こんな方)が担当。


今回のROCK IN JAPAN 2011では、中田ヤスタカ氏の曲に合わせた点滅のシーケンスを作動させながら、リアルタイムの制御も並走するシステムを組みました。こういった「モノを使う」場合には、本番に確実に動く「保証性」に加えて、そのモノ自体の質を練り上げるための「機動性」が欠かせません。

想像では晴れ晴れしいアイデアも、実際形にしてみたら全然面白くないことは多々あり、「機動性」とは、実際触ってみた先の感覚を具体化する試行錯誤の受け皿のこと。イマイチなこれをどうやって面白くしていくか。そこはプログラミングが請け負うとはいえ、まずはその試行錯誤に耐えうるハードの完成度が無いとはじまらない訳です。単純に「壊れないこと」も含めて。

このGHP LEDは、言わばオーダーメイドの一点ものですが、メーカーで言うところの「製品」に匹敵する出来具合。MATHRAXさんの堅実な開発力には、本当に助けられています。



写真右下のコードの固まりにご注目。バッテリー充電はUSBから可能、技術のユニバーサル化はここまで押し寄せてきた。いやはや、これはとても便利です。