MUSTANG Singapore ~ シンガポール雑記

シンガポールは、今回で2回目の公演の地となる。思えば8年前のことだ。シンガポールの演出家オンケンセンが、日本人数組とシンガポール人数名とで合同の演劇をやる、ということで白羽の矢が立った先にグラインダーマンがいた。下は当時の貴重な写真。どこが貴重なのかというと、髪が長いってことです。

1ヶ月間におよぶ滞在制作の宿は、男6人ズシヅメのコンパートメントだった。滞在制作という、心も身体も作品に捧げる状況からか、シンガポールといえば当時のメンバー間による出来事ばかりが思い出される。飲みすぎて白目、朝方の人工呼吸、どれも無茶ばかり。若さも時間もあり余り、無いのはお金だけ、という70年代の歌みたいな状況が楽しかった。ナイトサファリなんて蜃気楼、観光といえば遠くより米粒ほどのマーライオンを目視したくらい。

だからなのか、「シンガポール」という街や国、いわんや文化っていうんですか?について、印象が薄い、というかほぼ無いんです。そこんところ、我どうなん?というのが再訪問のマイテーマでした。

8年越しの変わらないシンガポール雑感

格差社会は日常に

東南アジア=発展途上国というイメージが強いが、シンガポールはお金持ちの国だ。高層ビルは空を目指し、どこの室内も冷房でキンキンである。そして、外で働く労働者(レイバー)には褐色の人々が多い。シンガポールには、静かな分別が日常にある。

夜が遅い

日差しも気温も湿度も、日本以上に高い。ただ、ただ暑い。だからなのだろう、人は夜に野外へ出る。ホーカーセンター(日本で言う屋台村?)は24時間営業当たり前。深夜でも、繁華街では人通りは絶えない。今度行ったら、いつ寝るのか聞いてみよう。

8年越しに変わったシンガポール雑感

日本語が多少通じる

聞いたところによると、日本発のドラマが人気らしい。DVDが出回っており、字幕を通して若者を中心に日本語が浸透しているとか。日本で言うところの、韓国ドラマみたいなものだろうか。ワークショップ後の打ち合わせで、僕の愚痴に近い一言「めんどくせー」に過敏な反応をみてとれた。気軽に陰口たたけませぬ。

ビール

写真だけみれば、日本の酒屋の棚のようであるが、よく値札を見てほしい。エビスよりラガーが高いとはなにごとか!なお、値段はタイガービール(シンガポールを代表するビール)とあまり変わらず。ちなみにシンガポールでは、ビールに氷をいれて飲む習慣がある。毎日が熱帯夜だからか、炭酸が抜けたビールでも結構いける。僕はホッピーも好きです。

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タグチヒトシ
演出家。パフォーマンスグループ GRINDER-MAN主宰。最新情報はFacebookにて。